自然に囲まれた風光明媚な首都ウエリントン。近代的なビル群と歴史を感じる建物が共存する街にはアートが溢れ、おしゃれなカフェがそこかしこに。政治の中心地でありながら観光の魅力が溢れる美しい都市です。
山の斜面にある住宅街とダウンタウンを結ぶケーブルカーは市民や旅行者にとって欠かせない交通手段。海と山に囲まれた街を背景に真っ赤なケーブルカーが往来する風景はNZを代表するワンシーンの1つ。時間があればボタニックガーデン(植物園)の緑を楽しみながら歩いて下るのもおすすめ。
ケーブルカー
山頂(高さ196m)までの道は広くないので車でのぼる時はちょっと注意が必要。展望台から望めるのは山に向かって伸びていく街や美しいハーバーなど360度のパノラマビュー。なお、展望台までは歩いて登ることもできる(ショートコース 2.6km / フルコース 4.6km)。マップはこちら。
マウントビクトリア
Waterfront Pop Up Village
ウォーターフロントに並ぶ輸送用コンテナ。それぞれが個性的なショップになっていて雑貨、洋服、アクセサリー、アート作品、観葉植物など様々な商品が並ぶ。屋外の開放的な雰囲気と店員さんとの楽しいコミュニケーションも魅力。夏季限定(12月上旬〜2月下旬)で開催される。
ポップアップビレッジ
ニュージーランドが英国領だった時代に建てられた歴史的建物で文化遺産としての価値も高く、内部も当時の面影を残している。改修後は飲食店・アパレル・食料品・雑貨などの洗練されたショップが軒を連ねるショッピングアーケードに。市内中心部のおすすめスポット。
オールドバンクアーケード
メットリンク
年間100万人超の入場者を集めるテパパ国立博物館。NZの歴史・文化・科学や国内外の様々なアーティストたちによる芸術作品を体感的に学べるような工夫がなされている。ガリポリの戦い(2022年4月25日まで展示予定)のエキシビジョンは圧倒的なコンテンツで無料とは思えないクオリティ。
テパパ国立博物館
数多くのTVドラマや映画の特殊効果・小道具製作などを行ってきたウェタワークショップ。NZで撮影されたロードオブザリング3部作ではウェタがデザイン・製造した鎧や鎖かたびらが俳優や何百人ものエキストラによって使用された。LOTRファンなら必見のスポット。
ウェタワークショップ
市内中心部から徒歩圏にある人工ビーチ。砂浜で海を眺めたりリラックスした時間を過ごすには最適の場所。遊歩道はのんびり散歩したりクロックバイクに乗ってみるのも楽しい。近くには人気レストランもあり、綺麗な景色を満喫しながらの食事は最高の思い出になること間違いなし。
オリエンタルベイビーチ
ウォーターフロントにあるフランクキッツパーク。芝生のある広場でくつろいだり海沿いを散歩したり、ダウンタウンでほっとできる憩いの場。大晦日の夜はライブ演奏で盛り上がるカウントダウンイベントが開催され年越し花火などで大勢の市民や観光客が集まりとても賑やかに。
フランクキッツ公園
神殿のような立派なたたずまいのウエリントン駅。オークランドとウエリントンを結び北島を縦断して走る長距離列車、ノーザンエクスプローラーの乗降地でもある。内部は特徴的なアーチ状の柱が特徴で駅を利用しなくても見学する価値あり。ちょっと違う駅の風景を楽しめる。
ウエリントン駅
虹色に彩られた横断歩道にバケツの噴水(バケットファウンテン)。アーティスティックな雰囲気が漂うキューバストリートには人気のレストランやカフェ、古着やレコードショップ、ギャラリーなど個性的なお店が軒を連ねる。金・土は屋台や出店が並び、ナイトマーケットを楽しめる。
キューバストリート
プカハ野生保護センターはコカコ・ティティポウナム・カレアレア・ケレルなど貴重な野鳥が生息する広大な森林保護区内にある施設。絶滅危惧種の鳥を繁殖・飼育した後、野生に放す保護活動の拠点です。繁殖期間中ならキウイのヒナや卵が見られる可能性も。
プカハ国立野生保護センター
ユニークなワニが描かれた屋根付き自転車(3人乗りまたは6人乗りから選択可)に乗ってオリエンタルベイからクムトトまでウォーターフロントの景色や観光スポットを巡る。友人や家族とをウエリントン中心部の海沿いをのんびり観光したい時には最適のアクティビティ。
クロック自転車レンタル
150年以上前に国産の木材を使い建てられた教会はNZの貴重な文化遺産。解体危機を乗り越え保存が決まり現在は結婚式やコンサートなどのイベントでも利用される。観光客への公開は補強工事のため一時中断した後、2020年7月から再び再開。教会内に日本語パンフレットも常備。