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執筆者の写真キオラ!ロトルア

今年のバードオブザイヤーにイエローアイドペンギンが選出!


鳥の楽園と言われるニュージーランドには様々な鳥たちが生息しています。


野鳥に対する国民の関心は高く、環境保護団体のForest&Birdは、毎年『今年の鳥』を決めるコンテスト、バードオブザイヤーを開催。


2019年のナンバー1に輝いたのは『イエローアイドペンギン』


2位のカカポとは接戦でしたが、見事に優勝!


2005年から始まったこのコンテストで海鳥が1位を獲得したのは初めてのことでした。


陸上を歩き、海を泳ぎ回るペンギンは鳥らしくないかもしれません。


かつて発見されたペンギンの化石から最古のペンギンは空を飛んでいたことがわかったそうで、ペンギンはれっきとした『鳥』の仲間なのです。


世界には18種類のペンギンが生息しており、ニュージーランドにはそのうちの7種類を見ることができます。


イエローアイドペンギンはそのうちの1種で、名前の由来はわかりやすく、目の周りが黄色いから。


この珍しいペンギンは、ニュージーランドにしかいない固有種で絶滅が危惧されるほど数が減ってしまっています。


南島のダニーデンに特別保護地域がもうけられており、そちらで見ることができるそうです。


今年はウエリントンの寿司店に、可愛いブルーペンギンが巣を作ろうとして入ってしまったり、身長160cmもある巨大ペンギンの化石がNZで発見されたりと、ペンギンが話題にのぼった年でした。


バードオブザイヤーにペンギンが選ばれたのも偶然ではないのかもしれませんね。



(画像 Yellow-Eyed Penguin Trust)

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