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話題をふりまくニュージーランド航空



先日、ニュージーランド航空は2023年11月30日から成田ーオークランド便を週7便から週10便に増便することを発表しました。


増便されるNZ94便とNZ95便のフライトスケジュールは以下の通りです。


2023年12月1日〜(水・金・日)

NZ94 成田発 オークランド着

出発 14:30 /​ 到着 翌日5:05


2023年11月30日〜(火・木・土)

NZ95 オークランド発 成田着

出発 23:55 /​ 到着 翌日6:50


NZ94便のオークランド到着は就航中のNZ90便(8:05着)より3時間早く、何かと忙しい到着日の午前中を有効に使うことができます。


またNZ95便(帰国便)の出発は23:55と遅いため、最終日に夕方くらいまで予定を入れることも可能です。


この増便は現地での滞在時間を少しでも長く取りたいという方には朗報ではないでしょうか。


さて、回復軌道に乗ったニュージーランド航空については最近色々とニュースがありました。


まず最初は、オーストラリアの格付け会社エアラインレイティングスが発表した世界の航空会社ランキングでニュージーランド航空が1位を獲得したことです。


世界No.1に輝いた一番のポイントは、2024年9月から導入予定のカプセル型ベッドスペース「スカイネスト」が評価されたことです。


ニュージーランド航空 スカイネスト解説動画



これまでもスカイカウチなど新たな客席を生み出してきたNZ航空ですが、カプセルベッドはさらにその上を行くものです。


このアイデアの源はひょっとして日本のカプセルホテルにあるのでは?と想像してしまいます。


導入されるのはオークランドーニューヨーク間(17時間)など一部の長距離路線のみの予定ですが、もし将来的に日本路線にも採用されたら一度試してみたいですね。


次のニュースは、NZ航空が乗客に体重測定の協力を求めていることです。


自分の体重を第三者に知られることはあまり気持ちの良いものではありません。


なぜ乗客の体重測定が必要なのかについてNZ航空は、


「パイロットが離陸前に飛行機の重量とバランスを把握するのに役立ち、飛行中の燃料消費によりよい計画が立てられる」


と、効率的に飛行機を運行するためのデータ収集が理由にあるようです。


なお、この調査は一部の国際便を利用する乗客に対して2023年5月29日〜7月2日まで行われる限定的なもので、今後すべての乗客に求められる調査ではありません。


経営努力という点では良いことかもしれませんが、乗客からクレームが多いと継続は難しくなりますね。


最後のニュースは、ニュージーランドで最も魅力的な雇用主調査でニュージーランド航空がNo.1に選ばれたことです。


この調査では過去に6度も1位になっていることから、働く従業員やNZ航空に就職したい人にとって、以前から魅力のある企業であったことがわかります。


パンデミックによって一時、多くの従業員を解雇せざるを得ない状況に追い込まれましたが、現在は国際路線も日本便を含め復活し、予想を上回るほど業績が回復しています。


未曾有の危機を乗り切り、勢いを増しているニュージーランド航空。


次はどんな話題を提供してくれるのか、楽しみです。

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