実は太りにくい食品だった!?世界最高品質の「NZチーズ」を食べよう!
- キオラ!ロトルア
- 2018年8月29日
- 読了時間: 3分
ニュージーランドに来てから食べる機会が増えたのが「チーズ」です。
チーズを含め乳製品といえば思い浮かぶのが、NZの酪農家1万戸以上が所有する酪農協同組合「フォンテラ社」の商品。
フォンテラ社は、生乳取扱量が世界最大、年間売上高1兆円を超えるNZ最大の企業です。
そのフォンテラ社のチーズ(ブランド名:NZMP)が120年の歴史をもつ国際チーズアワードで、今年「8個」ものメダルを獲得しました。
この品評会では、300人以上の審査員が、世界各地からエントリーされた5100種類以上のチーズや乳製品を評価します。
その激戦の中でメダル数8個というのは傑出した結果で、フォンテラ社のチーズの品質は非常に高いことが証明されました。

せっかく世界最高品質のチーズ生産国で暮らしているのだから「食べなきゃ損」です。
ただ、軽度の健康オタクである私は、チーズの「塩分」や「脂肪分」がちょっと気になります。
そこで、チーズが健康にどんな影響があるのかを調べてみました。
<低GIで太りにくい>
低GI?あまり聞きなれない言葉ですね。大豆やキノコなどは低GI食品とされ、体に取り込むと血糖値の上昇を抑え、脂肪をつきにくくしてくれる効果があります。
チーズは脂肪分があるから「ダイエットの敵」だと思ってましたが意外にも逆の効果があるようです。
<カルシウムの供給源>
日本人は慢性的なカルシウム不足と言われ、骨粗しょう症が多い理由の1つとされています。
チーズのカルシウム吸収率は、「小魚類の倍以上」あるので効率的にカルシウムを補給できます。
また、カルシウムの役割は骨をつくることだけでありません。
血管などの細胞活動にも大きな影響を与えることから、血管の老化を予防し、血圧の上昇を抑えることにつながります。
<美容にもいい!!>
チーズに含まれるタンパク質は熟成の過程でペプチドと遊離アミノ酸に分解されます。
その中には美肌効果のあるアミノ酸もしっかり含まれています。

<太りにくい理由がもう1つ>
乳脂肪は消化吸収後に体脂肪として蓄積されにくいという特徴があります。
特にチーズの脂肪分は質が良く、体に蓄積されにくいとのことです。
<カビがピロリ菌に効くかも!>
青カビチーズに含まれる遊離脂肪酸が、胃潰瘍の原因菌である「ピロリ菌」の抑制効果を発揮することがわかってきたそうです。
<気になる塩分は?>
チーズ中に多く含まれる「カリウム」にはナトリウムを排出する効果があるそうで、高血圧の原因になる塩分の取りすぎを抑えることができます。
塩とチーズ、同じ塩分摂取量でも、チーズの方が血圧の上昇を抑えられるので、お料理に塩気をつけたいときはチーズを使うと美味しくて体にも優しくなります。

チーズの塩分と脂肪分が悪者ではないと知ってしまうと、つい安心して食べ過ぎてしまうかもしれません。
さて、フォンテラ社の商品以外でもニュージーランドには美味しいチーズがたくさんあります。
特に、専門店が作るチーズはニュージーランドでしか味わえないものも多く、チーズ好きには見逃せません。
NZ観光局が紹介している「チーズの小さな専門店」は、ちょっと立ち寄ってみたくなるところばかりで、ニュージーランドを車で旅行される方は要チェックです。

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